賃貸物件選びの際に「宅配ボックスがあるかどうか」に注目する人も少なくありません。
あれば便利そうな宅配ボックスですが、実際のところどうなのでしょうか?
今回は賃貸物件の宅配ボックスのメリットやデメリットをそれぞれあげたうえで、賃貸物件に設置される宅配ボックスの種類についてもご紹介します!
賃貸物件にあると便利な宅配ボックス!そのおもなメリットとは?
「賃貸物件にあると便利な設備」として人気の宅配ボックス、そのおもなメリットとしては以下のようなものがあげられます。
●不在時でも荷物を受け取ることができて、再配達依頼をしなくてもいい
●「荷物の配達予定時間に合わせて在宅するよう心がける」ということも気にしなくていい
●配達員と顔を合わせず荷物の受け取りができるので、防犯上の不安を感じる人にも安心感が高い
●賃貸物件の設備としてすでに導入されているので自分で設置するための費用を負担しなくて済む
賃貸物件の便利な宅配ボックス!メリットも多いがこんなデメリットも?
賃貸物件に宅配ボックスが設置されていると確かに便利ですし数々のメリットも得られますが、以下のようなデメリットもあるので注意が必要ですよ。
●宅配ボックスに大きすぎる荷物は入れられない
●冷蔵便や冷凍便も入れられない
●他の住人あての荷物で宅配ボックスがすべて埋まってしまった場合は空きが出るまで利用できない
●セキュリティが突破されて荷物が盗まれるリスクもゼロではない
賃貸物件の便利な設備として人気の宅配ボックス!そのおもな種類とは?
賃貸物件の便利な設備として高い人気を誇る宅配ボックス。
そのおもな種類としては以下の2種類があげられます。
1.機械式宅配ボックス
暗証番号を設定してロックするタイプの宅配ボックスのことで、ダイヤル式宅配ボックスとも呼ばれます。
配達員が配達時に設定した暗証番号を不在票に書き込み、受取人がその暗証番号を見て宅配ボックスを開けるので、手軽だが「暗証番号が偶然合致すると解錠されてしまう」「郵便受けから不在票の暗証番号を盗まれる可能性もある」など、セキュリティ面では少々の不安があります。
2.電気式宅配ボックス
配達員が操作パネルの画面の指示にしたがって解錠し、荷物を格納するタイプの宅配ボックスで、入居者が荷物を取り出す際にはあらかじめ入居者に配布されている磁気カードや非接触キーなどを使って解錠します。
機械式と比べて高いセキュリティ性があるのが魅力だが導入コストも高くつくため、このタイプの宅配ボックスがある賃貸物件は特に家賃や管理費が高めになる傾向があります。