賃貸物件では、基本的にペットの飼育は不可とされている物件が多いものです。
ですが、鳴き声や傷の心配がない熱帯魚は、ペットに含まれるのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
今回は、賃貸物件で熱帯魚を飼育したい方に向けて、飼育の可否や方法・注意点にフォーカスします。
ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。
賃貸物件でペット不可の物件でも熱帯魚なら飼育してもよい?
結論からいうと、ペット不可の賃貸物件で熱帯魚を飼育したいなら、オーナーの許可が必要です。
鳴き声や傷の心配がないからといって、個人的な判断で飼育するのは、マナー違反といえるでしょう。
ただし、ペット不可の物件でも、熱帯魚なら飼育できるケースが多いようです。
とはいえ、物件によってケースバイケースなので、入居前にきちんとチェックしておくことが大切ですよ。
賃貸物件でペットとして熱帯魚を飼育する方法とは?
続いて、賃貸物件で熱帯魚を飼育する方法をご紹介します。
まずは、熱帯魚の住まいをつくるために、以下のものを準備しましょう。
●水槽
●砂利や水草
●フィルター(ろ過器)
●ヒーター
●照明
●カルキ抜き
初心者には、指を近づけると寄ってくる人懐っこい「ベタ」や水質の変化にも強い「ネオンテトラ」が飼育しやすくておすすめです。
これらの熱帯魚なら、小さめの水槽でも問題はありません。
水槽の材質は地震などに備えて、ガラスより強度の高いアクリルだと安心です。
砂利や水草は、バクテリアによる水のろ過や酸素濃度を高める働きをします。
水温を適切な状態に保つためにも、できればフィルターやヒーターを用意できるとよいですね。
照明はインテリア性を高めたり、熱帯魚の生活リズムを整えたりするのに利用します。
賃貸物件において熱帯魚をペットとして飼育する場合の注意点は?
最後に、賃貸物件において熱帯魚をペットとして飼育する場合の注意点についてみていきましょう。
水槽の重量や置き方
水槽は、水を入れると予想以上に重量があるものです。
特に木造物件の場合は、床の傷みに注意が必要です。
また、災害で水槽が倒れて階下に浸水することも考えられるため、防振マットなどを敷いておきましょう。
騒音
ポンプの音が騒音になるケースがあります。
壁際などに設置する場合は、特に注意しましょう。
カビ
水槽があると湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。
こまめに換気して、対策しましょう。
ベランダへの設置
ベランダは共用部分として、水槽の設置を禁止にしている物件もあるため、事前にチェックしておきましょう。