賃貸物件でも、ペット可の部屋では犬や猫などと一緒に生活できます。
ただ、部屋を傷付けてしまう可能性もありますから、飼うときは注意点をしっかりと把握しておきましょう。
今回は賃貸物件で猫を飼おうと検討している方に向けて、とくに注意したい壁紙・床・鳴き声についての対策をご紹介します。
賃貸物件でペットの猫を飼うときは配慮しよう①壁紙の注意点
最近は、ペット可の賃貸物件も増えているようです。
ただ、ペット可であっても、部屋を退去するときは借主に原状回復の義務があります。
ですから、ペットによる傷や汚れがあると、修繕費用を請求されてしまいます。
とくに猫は、爪とぎをする習性がありますから気を付けましょう。
壁紙やカーテンで爪とぎされるとボロボロになってしまいますから、しっかりとした対策が必要です。
壁紙を守るためには、爪とぎ器を設置しましょう。
爪とぎをするお気に入りの場所があるのでしたら、その近くに置くと効果があります。
どうしても壁で爪とぎしてしまう場合は、ツルツルのシートを貼って保護するとよいでしょう。
賃貸物件でペットの猫を飼うときは配慮しよう②床の注意点
ペットを飼うときは、床を傷付けないようにする工夫も必要です。
また、床がフローリングだと、ペットが滑ってしまい危険なこともあります。
カーペットやクッションフロアを敷くと、床の保護に加えて、ペットが歩きやすくなる効果もあるのでおすすめです。
さらに、下の階に足音が聞こえにくくなる防音効果も期待できるでしょう。
床全体に敷くことが難しい場合は、ペットがよく過ごす場所だけでも敷いておくと安心です。
賃貸物件でペットの猫を飼うときは配慮しよう③鳴き声の注意点
猫を飼うときは、鳴き声についても対策しておきましょう。
ペット可の賃貸物件は、しっかりと防音対策されていることが多く、周りの住人にも比較的理解があると考えられます。
それでも、鳴き声などの騒音はトラブルの原因となることがありますから、自分でも対策しておくと安心です。
部屋に合わせて、吸音パネルや防音カーペットなどの使用を検討してみましょう。
また、夜鳴きを防ぐためには、昼間の運動量を増やすことも効果があります。
キャットタワーを設置するなど、適度に運動できる環境を作ってあげましょう。