賃貸物件への引越しで失敗しがちなのが、カーテン選びの方法です。
カーテンは取り付けることで室温の調整機能があるほか、そとから室内を見えにくくする防犯上の役割も担っているため、いち早くお部屋に合ったものを用意したいところでしょう。
今回は、賃貸物件への入居を検討する方に向けて、正しいカーテンの選び方やサイズの測り方などについてご紹介します。
賃貸入居前に知っておきたいカーテンの種類と選び方とは
カーテンは次のような3種類に分けられ、お部屋のレイアウトやそれぞれの特徴などに合わせて選んで設置することが可能です。
一般的なドレープカーテン
一般的な布地のカーテンのことをドレープカーテンといい、これは英語で布を垂らしたときにできるヒダのことをドレープと呼ぶことから名づけられました。
ドレープカーテンはさらにレースなど薄手のものと、厚地のものの2種類に分けられ、これらを合わせて取り付けることが一般的です。
さまざまな色や柄が存在するほか、遮光性や遮音性、遮熱性など機能性のあるものが販売されています。
角度で光量を調節するブラインド
ブラインドは、羽根の向きで光量を調節できるよろい戸のようなカーテンです。
横型ブラインドと縦型ブラインドに分けられます。
くるくる下げるロールスクリーン
巻き上げ式のカーテンをロールスクリーンといい、これは上下に開閉させることで光量を調節できます。
遮光、ウォッシャブルなどの機能をもつものが販売され、見た目のすっきり感や掃除のしやすさ、仕切りとしても人気のあるカーテンです。
賃貸で失敗しやすいカーテンサイズの測り方と選び方
カーテン選びで失敗しやすいポイントが、採寸とサイズ選びです。
窓のサイズは均一のように見えて、意外と物件や取り付け箇所ごとに細かく異なるため、引越しの際には丁寧に採寸をおこなうことをおすすめします。
採寸のポイント1 幅
採寸の時に間違いやすいポイントとして、窓そのもののサイズを計測してしまうことがあります。
カーテンの幅サイズは窓やカーテンレールの幅でなく、カーテンをかけるためのフックである「ライナー」の端から端までの長さを計測します。
採寸のポイント2 丈
カーテンの丈は、カーテンレールから窓枠の端あたりまでを計測します。
丈が長すぎるとカーテンを引きずってしまい、短すぎると室内に違和感を与えてしまうため、好みの長さになるよう調節しながら計測します。
採寸に悩む場合は、カーテン専門店やインテリアショップに思い切って相談するのも1つの手段です。