賃貸物件をお探しの場合、駅からの距離や近隣施設などの要素は選択しやすいですが、どのくらいの部屋数が必要で、どのような間取りが住みやすいかは、なかなか判断が難しいです。
そこで、一般的な3人家族から4人家族の方が住みやすい間取りについて紹介します。
ファミリー用賃貸物件をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
3人ファミリーにぴったりな賃貸物件間取りは?
最近は一人っ子のご家庭が増え、3人ファミリーが一般的になりつつあります。
3人ファミリーの場合、最低1LDKの部屋数が必要です。
1LDKはご夫婦やカップルで住むケースが多いですが、お子さんが小さいうちは3人家族でも十分に住める部屋数です。
ただし、クローゼットなどの収納量が少ないと荷物が収まりきらないので、1LDKにする場合には収納量や収納場所をチェックしましょう。
リモートワークなどご自宅でお仕事をする場合には、お子さんが小さくても2LDKがおすすめです。
2LDKならくつろぐスペースと、寝室スペース、仕事スペースを分けられます。
また、お子さんが大きく個室が必要な場合にも2LDKを選びましょう。
勉強や仕事、家事などそれぞれの作業が干渉し合いません。
さらに、家賃のご予算に余裕があれば、ぜひ3LDKを選んでください。
特に、趣味がある方やご夫婦で寝室を分けたい方は3LDKがあれば安心です。
ただし、お子さんが小さいご家庭だとスペースを持て余すこともありますので、平米数も合わせてチェックしてください。
4人ファミリーにぴったりな賃貸物件間取りは?
4人ファミリーの場合には、1LDKや2LDKだとそれぞれの居場所がなく収納量も不十分なため、かなり窮屈な生活になってしまいます。
4人のご家庭の場合は、最低でも3LDK以上を選んでください。
物件によっては2LDK+S(納戸などのサービススペース)という間取りもありますが、夫婦で同じ寝室・お子さん2人が同じ寝室という想定であれば、こちらでも成り立ちます。
ただし、3LDKや4LDKの間取りであれば、お子さんの成長やご夫婦関係の変化にフレキシブルに対応できるため、住んでからの模様替えがしやすいのでおすすめです。
特に4人ファミリーで使いやすく、賃貸物件でよくある間取りが、3LDKの「田作り」タイプです。
玄関からまっすぐ廊下があり、手前の左右から洋室、水周りと続き、突き当たりにリビングともう一つの洋室か和室があるパターンです。
それぞれの個室に窓がある場合は多いので、ご家族皆さんが平等にご自分の部屋で快適に過ごせます。
5LDK以上の賃貸物件は数が限られてくるので、特別な条件がなければまずは3LDKや4LDKの物件を探してみましょう。