一人暮らしをするときは、自分の生活スタイルに合わせた間取りの部屋を選びましょう。
間取りの広さと家賃、どちらを重視するかで適した間取りが変わってきます。
一人暮らしの間取りでよく選ばれる、1Rから1LDKまでの間取りについて詳しく見ていきましょう。
家賃を抑えて一人暮らしをするなら1Rか1Kの間取りがおすすめ
できるだけ家賃を抑えたい人には、1Rか1Kの間取りがおすすめです。
どちらの間取りも部屋の面積が狭い分、家賃相場も安くなっています。
1Rはキッチンと居室の間に扉が無く、一人暮らし向けの間取りとしては最もシンプルな作りです。
1Rは一般的にお部屋が狭めなので収納スペースも少なく、たくさんの荷物や大きな家具を入れるには不向きな間取りです。
しかし、一人暮らしをする間取りとしては家賃を最も安くできるので、家賃をできるだけ抑えたい人にはお勧めの間取りと言えます。
1Kはキッチンと居室の間に扉があり、生活空間が明確に分かれている間取りです。
1Kは扉で空間が仕切られている分、料理の際に匂いが居室に移りにくくなっています。
また、1Rよりも収納スペースが広いことも多く、多少荷物が多くなってもゆとりをもって過ごせます。
1Kの方が大型の家具も運びやすく、住まいに余裕を持って過ごしたい人に向いている間取りです。
一人暮らしでのびのびと過ごせる間取りなら1DK・1LDKがおすすめ
1DKは部屋が1つとダイニングキッチン、1LDKは部屋が1つとリビングダイニングキッチンがついた間取りです。
どちらの間取りも1K・1Rよりもキッチンの面積が広く、特に1LDKはキッチン内部にテーブルセットを置いても余裕がある程広い間取りになっています。
1DKと1LDKはキッチンの面積が広くなる分家賃は高くなりますが、人を招いても圧迫感を与えず、のびのびと過ごせる点がメリットです。
広い部屋は欲しいけれど家賃が高くなりすぎるのは避けたい人は、1DKが特におすすめとなっています。
1DKは1980年代に流行した間取りで、築年数が古い物件が多い傾向にあり、そのため家賃が安い物件も探しやすいのですが、物件によっては居室が和室になっている物件もあります。
一方1LDKの物件は2000年代に入ってから建てられた物件が多く、セキュリティが充実した物件が多いのが特徴です。
自宅に人を招いたり、大きな家具をたくさん入れたい人には、1LDKの間取りが適しています。