アパートやマンションなど賃貸物件の契約時には重要事項説明書を受け取ります。
小さな文字で詳細に記載されているため、すべて読むのは難しいと感じてしまう方は少なくありません。
しかし重要事項説明書には把握しておくべき内容が数多く記載されています。
今回は重要事項説明書のなかでも特に抑えておくべきポイントについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
賃貸物件契約時の重要事項説明書とは
専門的な知識を有する不動産担当者は宅地建物取引証の提示、またその説明を実施する義務があり、これを怠ると宅地業法違反になります。
しかし賃貸契約の約款は専門用語で詳細に記されており、一般の借主がすべて理解することは非常に困難です。
それを受け、重要事項説明書借主が理解できるようわかりやすく噛み砕き、重要な部分だけを抜粋しています。
なお、宅地建物取引証を説明する相手は契約者本人である必要があり、本人が忙しいため代わりに家族が説明を聞くことは認められていません。
しかし昨今はIT重説と呼ばれる遠隔での説明も行われているので、説明を受けに担当者の元まで赴く余裕がない方はそれを活用しましょう。
賃貸物件契約時の重要事項説明書~確認すべきポイント~
契約後のトラブルを避けるために、借主が特に確認しておくべき項目がいくつかあります。
●身に覚えのない請求が含まれていないか
●物件の設備が充分であるか、故障した場合の対応はどうなっているか
●ペットの飼育や楽器の配置の可否など物件での禁止事項
●特約事項として特別な事情がないか
●物件を解約する際のルール
上記の項目はとても重要なポイントであり、理解の相違があると後になってトラブルを招きかねません。
これらの項目を確認した際に、疑問点やすでに聞いていた説明との相違などがあった場合はすぐに担当者に確認しましょう。
また、物件によっては特約事項が設けられていることがあります。
特約事項には貸主や管理会社にとって有利すぎる内容が書かれていることもあるためご注意ください。
まとめ
重要事項説明書は賃貸物件の契約時に確認が必要な事項がまとめられているため、想定した内容と違う箇所がないかしっかりと読むことをおすすめします。
担当者が契約時の説明を省いたりあまりにも簡単にしか説明しない、もしくはあえて分かりにくく説明してくる場合は注意が必要です。
理解できない内容があった場合は必ずその場で確認しましょう。
説明を省いてしまうような担当者であった場合は、注意が必要です。
今回の記事を参考にしつつ、希望通りの物件をぜひ見つけてください。
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