マンションやアパートなどの賃貸物件で特に多い近隣トラブルは騒音です。
普通に生活をしているつもりでも、防音対策をしていなければ騒音トラブルにつながることもあります。
今回は賃貸物件をお探しの方に向けて、おすすめの防音グッズや簡単にできる工夫をご紹介します。
賃貸物件の防音対策!おすすめの防音グッズは?
賃貸物件の防音グッズを検討する前に、まずは騒音の原因を知ることが大切です。
騒音には2種類あり、空気を振動させて伝わる空気音と壁や床などを通じて伝わる固定音があります。
固定音に関しては、階下の物件に伝わることが多いので床に防音対策を施すことが大切です。
まず床を歩く音の振動を抑えるためには、防音マットや防音シートなどがおすすめです。
小さいお子様がいるご家庭では、走り回るときに振動を吸収するパネルカーペットを敷き詰めると騒音を軽減できるでしょう。
防音マットは貼るシートや切り売りなどさまざまなタイプがあるのでお部屋の形に合わせて選べます。
冷蔵庫や洗濯機の動作音が響く場合は、家電用の防振ゴムや消音マットが適しています。
防振ゴムは防音グッズとして100円均一などでも販売されているので、家電のサイズに合ったものを選択しましょう。
次に空気を通じて伝わる空気音は話し声やペットの鳴き声などがありますが、これは左右の部屋に伝わることが多いです。
そのため壁に遮音材を貼ったり、遮音カーテンをつけたりするのがおすすめです。
賃貸物件の防音対策!生活の中でできる工夫とは?
次に、防音グッズを使わなくてもできる賃貸物件の防音対策や工夫についてご紹介します。
まず基本のマナーとして、生活家電やテレビの音が伝わりやすいことを意識して常識的な時間のみ使用することが大切ですね。
音が響きやすい掃除機や洗濯機などは使用時間に配慮して、夜間や早朝の使用は避けましょう。
日常的にスリッパを使用すると階下への騒音も軽減されます。
また椅子を引く音やドアの開け閉めの音も意外と響くので、静かに生活することを心がけましょう。
隣と隣接していない壁側にテレビや机を置くなど家具の配置を変えてみるのも有効な工夫の一つです。
大人数での集まりやホームパーティーの際も、開催時間や話し声のボリュームに注意が必要です。