今回は、賃貸住宅のポストの鍵についてフォーカスします。
部屋を探すときに気になる項目の一つに挙げられる賃貸物件の防犯性。
オートロックや防犯カメラ、モニターつきのインターホンなどには気を配っても、意外に見落とされがちなのがポストです。
鍵の必要性やポストが小さい場合の対処法について改めて把握し、ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。
賃貸住宅のポストに鍵が必要な理由をチェック!
賃貸住宅のポストには、DMやチラシなどのほかにも、個人情報が満載の郵便物も届きますね。
もしも賃貸住宅のポストに鍵がついていなければ、個人情報を抜き取られやすくなるので注意が必要です。
というのも賃貸住宅のポストは、屋外や共用部など、人の出入りがしやすい場所に設置されていることが多いです。
犯罪者がポストまで比較的自由に出入りできる環境下では、郵便物を盗見したり、持ち去ったりされる可能性があります。
そのため、賃貸物件のポストに鍵がついていなかった場合は、自分で取りつけるのがおすすめです。
ダイヤル式の南京錠など、さまざまな種類が販売されているので、店舗で相談してみましょう。
ダイヤル式の場合は、定期的に暗証番号を変更すると、より防犯効果が高まります。
のぞき見の防止に、ポストに目隠しガード(ひさし)を取りつけるのも有効です。
賃貸住宅で鍵のついたポストが小さいときは?対処法が知りたい!
続いて、賃貸住宅のポストに鍵がついていたもののサイズが小さいときの対処法についてご紹介します。
賃貸物件によっては、スペースの問題でポストのサイズが小さく、郵便物が十分に入りきらないケースも。
このような場合、郵便物が入れ口からあふれてしまい、犯罪者が簡単に抜き取れるようになってしまいます。
対処方法としては、まずは管理会社へ相談してみましょう。
また、事前に許可をとったうえで、自分でポストを購入するのも一つの方法です。
受け取り口が30cmから35cmのポストが一般的なサイズ。
40cmになると、レターパックの受け取りも可能になるため、便利です。
出張などで家を留守にする機会の多い方は、こちらのサイズのほうがよいかもしれません。
取りつけるのは、原状回復義務を考えると大変なので、自立式のポストを選択しましょう。
費用はピンキリですが、8,000円から10,000円程度で購入できますよ。
もっと費用をおさえたい場合は、自分でDIYをするという手もあります。