部屋探しをするときのポイントとして、部屋の向きを気にする方も多いのではないでしょうか。
一般的に日本では、日当たりがよいとされる南東向きの部屋がおすすめされる傾向にあります。
ここでは、間取り図から読み取れる情報の見方や、南東、北東向き部屋のメリット、デメリットなどについてご紹介していきます。
おすすめの部屋の向きは?まずは間取り図の見方を理解しよう
不動産会社では、内覧に行く前にたくさんの間取り図を見ることになると思います。
間取り図の見方のポイントを理解しておけば、実際に内覧に行った際のミスマッチや無駄な時間を省くことができますね。
部屋の向きを知るには、まず方位記号を確認しましょう。
「N」と書いてある方角が北にあたります。
たとえばバルコニーが南東を向いていれば、その部屋は「南東向き部屋」と呼ばれます。
また、バルコニーを洗濯干しだけでなくガーデニングやベランピングなどに利用したいという方は、向きだけでなく広さや形状なども確認しておきましょう。
南東?北東?おすすめの部屋の向きはライフスタイルによって変わる
南東向き部屋は、日当たりはいいものの南向き部屋ほど暑くなりにくいという、バランスのよさで人気があります。
午前中からしっかりと陽射しが入るため、朝から活発に活動する方や、午前中に洗濯をする方にもおすすめの方角です。
また、専業主夫(主婦)や在宅ワーカーなど、「日中のほとんどを家で過ごす」という方にとっても、過ごしやすい部屋だといえるでしょう。
ただし、日当たりがよいために畳やカーテンなどの日焼けには注意する必要があります。
一方、北東向きの部屋は敬遠されがちではありますが、住む方のライフスタイルによってはメリットの多い方角です。
たとえば、日中は仕事でほとんど家にいないという方も多いのではないでしょうか。
そういう方にとっては、比較的家賃も安く設定され、室内の日焼けの心配も少ない北東向きの部屋は狙い目だといえます。
また、寒さより暑さが苦手という方であれば、夏の日照時間が約6時間30分ほどと南東向き部屋よりもかなり短く、涼しく過ごせる北東向きの部屋がおすすめできます。